医師免許や学位証明書などの翻訳-米国

学位証明書の翻訳の打診があり、当社が次の条件を満たしているかどうかを尋ねられました。

提出先の Medical Board of California は、翻訳に関して以下の三つの条件を要求しています。
1. American Translators Association (ATA) の認定翻訳者
2. A commercial translation agent with its own business letterhead and
3. official agency seal or notary public seal

Medical Board of California の要件文書にそう書かれている、というので

TRANSLATION OF FOREIGN ACADEMIC CREDENTIALS

というその文書の内容を確認してみました。外国(公用語に英語が含まれない国)からの申請者に課される翻訳の要件は次のように要約できます。

  1. 申請者本人やその親類縁者による翻訳は受け付けない。
  2. 次のいずれかが作成した翻訳のみ受け付ける:
    自分が卒業した医大/医学校、翻訳会社、米国の主要大学の外国語学部長、米国領事館/大使館、公認/登録法廷翻訳者、または米国翻訳者協会 (ATA) または ATA 認定翻訳者。
  3. 翻訳書類の要件は:
    a) 原文を忠実に逐語訳した翻訳。要約翻訳はダメ。
    b) 翻訳証明書。翻訳証明書とは、翻訳者は当該言語に堪能であり、かつ翻訳が完全で正しいことを誓い、もし虚偽あった場合には罰則を受ける、といった内容が記載されたもの。公証人の面前で翻訳者がこれに署名する。
    c) 翻訳は正式のレターヘッド用紙に印刷し、翻訳者が署名する。
    ※ ATA 認定翻訳者の説明でも、法廷翻訳者の説明でも、「翻訳者は公証人の面前で宣誓し、翻訳書類に署名する」となっています。但し、翻訳会社として翻訳し、その翻訳証明が添付される場合は、公証人による認証は不要。

ところで、Medical Board of California は 2 種類の翻訳者の使用を「推奨」しています。

“The Board recommends, but does not require, that applicants with non-English academic credentials use one of the following sources for translation:”

一番目に ATA から認定された翻訳者、二番目が法廷翻訳者です。しかし、「必ず使え」とは言っていません。そのあとの段落で、一般の翻訳会社の翻訳サービスでもよい、ただし、会社のレターヘッド、会社のシール(印鑑)または公証人のシールが必要、としています。

Other authorized translatars the Board will consider indude: (1) a commercial translation agency with its own business letterhead and official agency seal or notary public seal;

というわけで、結論としては、
日本の一般の翻訳会社が翻訳&署名し、
翻訳会社の印鑑を押印し、翻訳証明書を添付して
提出すれば良いようです。確実を期すとすれば、出来上がった翻訳書類を公証役場で認証してもらうのがもっとも安全かと思われます。認証に余計な費用がかかってしまいますが… ◆

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