国籍離脱証明書の翻訳

今回は、国籍離脱の話が2件。
一件は、東南アジアの某国の女性が日本人男性と結婚し、日本に帰化することにしたために某国に国籍離脱の申請をするのに必要となった書類です。

書類は2種類でした。

  1. 法務省民事局から帰化申請者の居住する地方自治体の法務局に発行された「国籍離脱証明書の提出について(指示)」というタイトルの書類と、
  2. 最初の書類を受理した地方法務局が帰化申請者に発行した「国籍離脱証明書の提出について(依頼)」というタイトルの書類です。

1) は、日本への帰化申請者が現在の国籍から離脱すれば、特に犯罪を犯すなどの問題がない限り基本的に帰化を許可する用意があるから申請者の国から国籍離脱証明書をもらってくるよう申請者に伝えなさい、という趣旨の法務省民事局から地方法務局への指示文書。2) は、それを受け取った地方法務局が帰化申請者に対して、国がこう言っているからあなたのお国の役所から国籍離脱証明書をもらってきて提出してね、と依頼する文書です。

もう一件は、日本人と米国人の夫婦のご子息が米国海軍のあるプログラムに入りたいのだが二重国籍では許可がおりないので日本の国籍を離脱することにした、ということだそうです。

翻訳対象の文書は、法務省民事局から発行された国籍離脱申請の受理通知書でした。これを英訳し、公的な翻訳証明を取得しました。

私の妹は米国人と結婚して、今はオレゴン州ポートランドで子供2人と旦那の4人で暮らしています。子供たちは現在、下が19歳、上が22歳で、米国と日本の二重国籍です。日本の場合は、22歳までにどちらかの国籍を選ばなければなりません。何も言わなければ、日本国籍を選んだものと見なす、となっているようです。一方、米国の場合は二重国籍について特に言及していません。ただ、できればどちらかにして欲しいとは考えているようです。

妹は米国籍にはせず、日本国籍のままです。グリーンカードを所持し、永住権があるという状態です。米国籍をとらない理由は、あの米国のひどい医療システムだとか! それで、米国人である夫も、今のまま変わらないのなら、子供たちも日本国籍を選択した方がよいだろう、と言っているそうです。◆

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