海外の銀行口座から資金を回収 – マレーシア


相変わらずアジア方面向け(特に、マレーシア、シンガポール、マカオ、タイ等)の翻訳、翻訳証明(公証)の依頼が続いています。今回は、マレーシアの銀行に口座を持っておられるご家族の方が亡くなられたため、その口座を閉鎖し、資金を回収するために必要な書類の翻訳と翻訳認証のご依頼でした。

亡くなられたのは依頼者のご主人で、このご主人名義の銀行口座に残る資金を回収する必要がありました。当初、奥様は日本の銀行などに相談されたそうですが、はっきりした事が分からないため、結局、現地まで出向いて弁護士に相談したところ、現地の裁判所に資金の移転を申請する書類を提出しなければならないことが分かりました。

要は、奥様が亡くなられたご主人の正当な相続人であることを証明することが必要でした。そこで弁護士から指示されたのが、奥様の戸籍謄本、ご主人の死亡届け、葬儀が行われたことを証明する意味でお葬式の費用として支払った領収書と、それらの翻訳、そして翻訳に対する公的な認証を用意することでした。

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資産のある熟年世代が海外に移住したり資金移転する傾向が続いているようですが、当のご本人が亡くなったとき、海外の金融機関の口座にある資金を回収するのは何かと大変なようです。

今回ご依頼いただいたお客様は英語が堪能で、ご自身で現地まで出向き、弁護士を見つけて面倒な手続きを無事に済ませることができました。しかし、国によっては手続きも一様ではないですし、現地ではその資金は非課税でも、日本に資金移動すれば、当然、相続税がかかるでしょうから、そういったことも含めて予め対策をしっかりしておくことが肝要ですね。◆


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